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フリーランスエンジニアって本当にいいの?実態から案件の獲得方法まで解説

更新日 2024/04/18

働き方改革の一環で、働き方の自由化を進めるべく、政府もフリーランス向けに法整備を検討するなど、新聞でもフリーランスという言葉が目立つようになりました。それに伴いフリーランス人口は1122万人※と前年比で5%増加していて、その内エンジニアの割合は約25%いると言われています。

そこで今回はフリーランスの中でもエンジニアにフォーカスして、フリーランスエンジニアになるためにはどうすればいいのか、どれだけの報酬が貰えるのかなど詳しくご紹介します。
ランサーズ調べ

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フリーランスエンジニアとは

フリーランスエンジニアとは、特定の会社に所属をせず、個人で活躍するエンジニアのことを指します。自らのスキルに合った案件を探し、個人で契約をして仕事を受けます。

個人で仕事をするスタイルなので、仕事のやり方や、仕事をする場所などは自由です。レンタルオフィスを借りる場合や、在宅でリモートワークをする場合など、自分に合ったワークスタイルを取ることができます。

フリーランス全般の調査になりますが、内閣官房の調査(※1)によるとフリーランスの年齢構成比は、40代以降のミドル・シニア世代が中心で、全体の7割を占めています。

また、ランサーズの調査(※2)ではフリーランスの働き方を「副業(別に本業がある)」「複業(複数の雇用先がある)」「自由業(特定の勤務先がない)」「自由独立(個人事業主・法人として独立している)」に分けています。

それぞれの平均年齢は、「副業」が42.3歳、「複業」が46.3歳、「自由業」が49.3歳、「自由独立」が53.3歳となっています。副業で行っているフリーランスと、独立しているフリーランスでは、10歳近く差があることがわかります。

TECK STOCKに登録したフリーランスの方からは、会社員としてエンジニアを3~5年経験後、フリーランスになったという声がありました。実際の案件の必須スキルとして、「Javaのプログラム経験3年以上」といった項目が多いため、企業側もこの層のエンジニアを求めていることがわかります。

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※1 内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」
※2 「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」

フリーランスエンジニアになるきっかけ

内閣官房の調査(※1)によると、フリーランスとして働いている人が、フリーランスという働き方を選択した理由について、「自分の仕事のスタイルで働きたいため」が最多でした。次点では「働く時間や場所を自由とするため」が続きます。

また、フリーランスのITエンジニア向け案件紹介サービス「TECK STOCK」に登録しているフリーランスの方からは、下記のような声があがりました。

  • 会社員時代の案件の幅に制限があると感じた
  • 実際にフリーランスエンジニアの方と接点を持ち、フリーランスという働きに興味を持った
  • 収入を現状より上げたいと感じた
  • フリーランスエンジニアとして活躍されている方の記事を読んだ

※1 内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」

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今回はフリーエンジニアになるメリットやデメリット、タイミングなどを詳しく解説していきます。

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フリーランスエンジニアになるメリット3つ

フリーランスエンジニアになるメリットは、大きく分けて以下の3点が挙げられます。

  • 自分の意志で案件を自由に選ぶことが出来る
  • 現在の年収を大きく上回る可能性がある
  • 働き方を選ぶことができる

3点について、詳しく解説します。

自分の意志で案件を自由に選ぶことが出来る

会社に所属しているときは、SIerであれば、会社が受注してくる案件に左右されますが、フリーランスになったら、その制限がなくなります。 自分が望む就業先、就業環境を自由に選択することが出来ます。

現在の年収を大きく上回る可能性がある

前述したように現年収を上げているエンジニアがたくさんいるので、年収を上げたいならフリーランスになることをお勧めします。 ただ、自分の実務経験が少ないスキルが求められる案件は収入アップができない可能性がありますので、自分の希望と照らし合わせて、応募する案件を決めましょう。

働き方を選ぶことができる

フリーランスエンジニアは企業に雇用されていない分、自分で働き方を選ぶことができます。とくにワークライフバランスが重視される現代では、自分で仕事の割合や働く時間などを調整できるのは大きなメリットと言えます。

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フリーランスエンジニアになることに関して、「きつい、やめとけ」という意見を目にすることがあります。そのため、なかなかフリーランスエンジニアになることに踏み切れない方も少なくありません。

そこで本記事では、フリーランスエンジニアの実態や将来性をふまえ、独立して後悔しないためにやっておくべきことを紹介します。ぜひ役立てていただけると幸いです。

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フリーランスエンジニアに求められるスキル

フリーランスエンジニアには、通常の会社員とは異なるスキルが求められます。自身で獲得した案件に応じたスケジュール管理や調整はもちろん、報酬の交渉や、毎月の請求なども自分で行う必要があります。

様々なクライアントとのやり取りが発生する場合もあるので、案件管理能力や、変化に対する柔軟性も必要となります。そのようなフリーランスとして必要なスキルの他、フリーランスエンジニアに必要とされるスキルは、主に以下の通りです。

  • 継続的に技術を学び続ける向上心
  • コミュニケーション能力(営業力・交渉力含む)
  • マネジメントスキル(自分をマネジメントするスキル含む)

それぞれについて、詳しく解説します。

継続的に技術を学び続ける向上心

例えば、フリーランスエンジニアの案件では、フレームワークのスキルを求められることが多いです。Javaの求人であればSpring、PHPの求人であればCakePHPやLaravelなどが主流です。

会社員時代には触ったことがなかったとしても、スキルが必要になった際は積極的に触れて学ぶ姿勢が求められます。

コミュニケーション能力

即戦力性を求められますので、スムーズにチームに溶け込むことが必要になります。現在自分が足りていないなと感じていれば、積極的にユーザーと会話をしてニーズを聞き取るアクションを起こすなど、意識するようにしましょう。

マネジメントスキル

マネジメントを経験していれば、その分収入に影響します。 プロジェクトに入っていると自分の担当ではなくても、上流工程が出来る人が不足しているので、積極的に手を挙げればエンドユーザーとの折衝やマネジメントが出来る機会も多いと思います。

自分の担当外だとしてもチャレンジするようにしましょう。そこで評価されれば、次の案件の参画時に収入アップを狙えます。

フリーランスに転向するためには不安・悩みがつきもの

会社員からフリーランスへ転向するとなると、ライフスタイルや職場環境だけでなく、稼ぎや税金などのお金周りの環境も大きく変化します。暮らしに直結する部分に対する不安や悩みは、フリーランスに挑戦したいという気持ちの足かせにもなるでしょう。

ここからは、フリーランスに転向したいと思いつつなかなか踏み切れない方に向けて、よくある不安や悩みについて解説していきます。同時に悩みに対する解決策もアドバイスしていきますので、参考にしてみてください。

【悩み①】フリーランスエンジニアはどのくらい稼げる?

Relanceの調査

Relanceの調査(※1)によると、フリーランスエンジニアの年収の分布は上記の様になっており、平均は約576万円でした。

転職サイトdodaの調査(※2)ではIT/通信業界全体の平均年収は436万円と、前年比から増加傾向にありますが、フリーランスエンジニアの平均年収のほうが正社員エンジニアの平均年収を大きく上回っているのが分かります。

Relanceの同調査

Relanceの同調査における20代〜40代の各回答を見ていくと、フリーランスエンジニアは年齢が上がるごとに年収が高くなっているのがわかります。年代ごとの平均年収を算出すると、20代が約510万円、30代が約558万円、40代が約620万円となっています。

また1000万年以上の年収の割合は、20代が5.98%、30代が約8.01%であるのに対し、40代では約12.67%と年齢が増すごとに割合も増えていることがわかります。

つまり、年齢が上がり、経験やスキルが向上することで、フリーランスエンジニアとしての信頼を得られるようになる傾向があるということです。エンジニア個人に対する信頼が厚ければ、その分多くの仕事を得られるようになります。

その結果として、年齢と共に年収も増加の傾向にあることがわかります。自分自身の実力次第で、会社に所属する正社員よりも年収が増加する可能性があるということです。

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フリーランスで稼ぎを増やしていくためのポイント

フリーランスで稼ぎを増やしていくためのポイントとしては、主に下記が挙げられます。

  • エージェントサイトを上手く利用する
  • 必要なスキルや資格を身につける
  • 複数の取引先を見つけて仕事をする

フリーランスで仕事を請け負うために、まずはエージェントサービスなどを利用するのも便利です。エージェントサービスの中には、必要スキルを身に着けるための支援もサービス内に入る場合があります。

また、担当コーディネーターとカウンセリングを行うことで、自分の持っている経験やスキルを再確認したり、今後必要になってくるスキルが明確になることもあります。

複数の取引先を見つけるのにも、エージェントサービスは有効です。並行して複数の案件を受けることで収入を上げることが可能です。

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【完全版】フリーランスの年収相場|年収アップの方法なども解説

フリーランスとして独立するには多くの不安が伴いますが、中でも収入の不安定性は大きなハードルです。そんな中、いかにして安定した収入を確保し、さらには年収をアップさせるかは多くのフリーランスが直面する課題となっています。

この記事では、フリーランスの年収相場から、収入を向上させる具体的な方法まで、幅広く解説していきます。ぜひ最後までご覧頂けると幸いです。

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【悩み②】案件をどう見つければいいのかが分からない

フリーランスは自分自身で案件を獲得しなければいけないため、営業も自身で行う必要があります。一方で、フリーランスは会社員時代のように固定で給料が保障されているわけではありません。急にプロジェクトが終了した時や案件が切れてしまうと一時的に収入がなくなるリスクがあるため、継続的に案件を獲得する環境を整えておくことが必要不可欠です。

昔は、独立以前のコネクションや人からの紹介によって仕事を獲得することが一般的でしたが、最近ではクラウドソーシングサービスやエージェントサービスを利用することが多くあります。

フリーランスエンジニア向けエージェントサービス4選

フリーランスエンジニアの案件の取り方には様々ありますが、エージェントサービスを利用するというのも、ひとつの手段です。

特に、フリーランスになりたての場合や、自分自身のスキルについて客観的な視点で意見を聞きたい場合などにはエージェントサービスの利用がおすすめです。また、エンジニアとしてブランクがある場合、事前に報酬などを把握しておきたい場合にもエージェントサービスは有用です。

ここでは、フリーランスエンジニアが案件を見つけるのに便利なエージェントサービスを紹介します。

TechStock

TechStock

TechStockは、INTLOOP株式会社の運営するエージェントサービスです。同業界で20年間案件紹介をしてきた実績があり、30代〜40代のフリーランス・ITエンジニアを中心に登録者数は38,000名以上を有します。

特筆すべきは、直請けや高単価、上場企業案件の多さです。月額報酬80万円以上の高単価案件が多数を占めます。また、プロジェクトマネジメントやコンサルティング案件へのチャレンジについても相談が可能です。

キャリアカウンセリングの実施、業界最速水準の翌月15日払い、アサイン後のフォローアップ、税理士や社労士の紹介など、案件紹介以外のフォローが充実している点も魅力です。

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レバテックフリーランス

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバテック株式会社の運営するエージェントサービスです。IT、Web関係のフリーランスに特化した案件、求人を多数有しています。

また、同業界で長年マッチング事業を行っているため、多数の企業から信頼を得ており、エンド直請け、業界内最高レベルの高単価案件・求人紹介を実現しています。コーディネーターを通じて紹介する、非公開案件なども多くあります。

これまでの経験や知識などを踏まえた上で、希望するキャリアを細かくヒアリングし、案件の提案を行います。スキルシートの書き方や、商談での話し方などのアドバイスも行います。その他、フリーランスエンジニアの活動を支援する特典(税理士の紹介や確定申告の代行など)が多数あります。

Midworks

Midworks

Midworksは、株式会社Branding Engineerの運営するIT系フリーランスエンジニア専門のエージェントサービスです。自分自身のキャリアによりフィットした働き方を提案します。

Midworksでは、エンド直案件やSIer直案件が全体の7割を占めています。また、利用者の平均年収は840万円(※1)以上となっており、年収アップの事例が多くあります。

公開中の案件だけでも3300件(※2)以上あり、加えて非公開案件が全体の8割を占めています。リモートワーク希望、週○日稼働希望など、条件に合わせたマッチングを行います。最短1日でスピード感をもって案件への参画ができるのも利点のひとつです。

その他、マッチング後も長期的なサポートを受けられます。専任のコンサルタントが案件継続のサポートを行い、案件が途切れてしまった場合には、報酬の60%を保障(※3)します。

※1 自社調べ:2022年5月中の参画決定案件で12ヶ月稼働した場合。週3、4の案件は週5換算にて集計
※2 2022年7月時点 全国エリアの場合
※3 審査に通過するなど一定の条件を満たす必要あり

クラウドテック

クラウドテック

クラウドテックは、株式会社クラウドワークスの運営するエンジニアやデザイナーを中心としたフリーランスエージェントサービスです。リモートワークの案件数について、業界トップクラスを誇っています。

クラウドテックでは、創設以来リモートワークに注力をしており、登録者の88%(※1)がリモートワーク案件で稼働しています。また、週3日〜4日程度の案件が多数あるため、柔軟にライフスタイルを構築できます。

複数案件を掛け持ちすることで収入を増やしたり、仕事時間をセーブしてプライベート時間を増やしたり、様々な働き方が可能です。その他、企業に直接言いづらいことや、交渉ごとなどを代行するサポートもあります。

上場企業であるクラウドテックは信頼度が高く、72万社が登録しています。サービス継続率も90%(※2)と高く、案件提案から契約締結、勤怠管理なども全てオンライン上で完結することができます。

※1 リモートワーク比率は2021年4月実績
※2 2021年4月時点

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【悩み③】税金関係の手続きが分からない

フリーランスは自分自身で健康保険や国民年金などの税金関連の業務を行う必要があります。会社では経理担当の部署がすべて行ってくれているため、会社員はあまり意識することはありませんが、税金にはいくつもの種類がありそれぞれ自分で対応しなければいけません。

税金に関する対応が漏れればペナルティを受ける可能性もあることから、まずはどのような業務が必要になるか情報収集を行っておきましょう。そのうえで、「自分は苦手だから、お金はかかるけれど外部の代行サービスを利用しよう」「少しでも申請が楽になるように、会計システムを導入しよう」などの判断をすることをおすすめします。

年金/健康保険を切り替える

国民健康保険は会社員の時だと社会保険に加入していますが、保険料は自分と会社で折半することになっています。年収が130万円未満の家族がいると扶養に入れることができ、家族が何人でも掛かる保険料は変わらないので、家族が多ければ多いほどお得になります。

一方、フリーランスの場合はこれらの社会保障について自ら切り替えを行い支払っていかなければいけません。具体的には、以下の手続きが必要です。

健康保険を切り替える

大きく2つの選択肢があります。

  • 国民健康保険に加入する(14日以内に手続き)
  • 任意継続健康保険に加入する(20日以内に手続き)

国民健康保険は社会保険と違い、家族が増えた場合、その分保険料が加算されます。一方で任意継続健康保険は、20日以内に手続きをすると会社員時代に加入していた社会保険を2年間継続して加入し続けることができます。最寄りの市町村役場にて手続きを行いましょう。

国民年金に加入する

年金については、会社員の時に加入していた厚生年金をやめて、国民年金に加入しなおす必要があります。こちらも同じように、最寄りの市町村役場にて手続きを行いましょう。

個人事業主になる手続きを行う

個人事業主になる場合には、まず開業届が必要です。開業届とは、正式名称「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類です。原則として、開業から1ヶ月以内に該当管轄の税務署に開業届を提出します。提出を忘れても罰則はありませんし、必須ではありませんが、なるべく忘れずに提出するようにします。

個人事業主になるメリットとしては、開業手続きが簡単であるという点があります。費用もあまりかからず、法人を設立するよりも簡単です。

また、個人事業主になる場合には、「青色申告承認申請書」を提出しておく必要があります。青色申告は、白色申告よりも手間がかかる印象もありますが、経理ソフトなどを利用すれば簿記の知識がなくても申告をすることができます。

その他、個人事業主の場合は所得税の納税で済むというメリットもあります。法人の場合にかかってくる法人税が必要ありません。所得が少ない場合は、個人事業主の方が税金が少なく済みます。

確定申告を行う

確定申告とは、1年間の収入をもとに所得税を計算し、清算する手続きを指します。1月1日から12月末までの収入から、経費や各種控除を引いた額が所得額となります。

会社員など、組織に所属している場合には、年末調整により会社が代わりに所得税の申告や納税をする仕組みになっていますが、個人事業主の場合には、自分で確定申告をする必要があります。

確定申告は、基本的には毎年行うものですが、万が一、その年の所得(収入から必要経費を差し引いた額)が48万円以下だった場合には、基礎控除が適応されるので、申告の必要はありません。

個人事業主は、事業に使用した出費を経費として計上することができます。例えば、仕事の打ち合わせに向かう際の交通費や、仕事で使用するパソコンや机などが経費計上可能です。その他、自宅を事務所として利用する場合には、光熱費なども計上できます。

確定申告時、「事業所得」や「雑所得」などに分類して支出を計上することになります。普段からこまめに帳簿をつけるように習慣づけておくことが重要です。

控除には様々な種類がありますし、個人事業主が経費として計上できるもの、できないものがあります。それらを正しく理解をしておくことで、節税にも繋がります。

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フリーランスとして独立するとき、あるいは副業をするときに最も悩むと言っても過言ではないのが、税金に関することです。

ニュースで「芸能人による所得税の申告漏れ」が取り上げられたときには、「もしや自分も?」と思い背筋が凍ってしまうかもしれません。帳簿付けは、それまで会計に関わる業務を行っていなければ難しく感じるものです。特に確定申告については注意が必要です。

この記事では確定申告について、フリーランスだからこそ注意したい点も踏まえてご紹介します。

※以下は、2023年4月時点の情報をもとに作成しています。

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【悩み④】未経験でもフリーランスエンジニアにチャレンジできる?

ポイント1:実務経験を1年間積む

もし、エンジニアとしての経験がまったくない場合は、実務経験を1年間積んでおきましょう。なぜなら、エンジニアの開発案件ではいくら知識があっても、実務経験がなければ受け入れてくれる現場が少ないからです。

とくにフリーランスエンジニアに依頼する企業は、即戦力を求めているため実務経験がなければ、フリーランスになったとしても案件獲得は難しいでしょう。そのため、未経験でも雇用してくれる企業や、アルバイトなどで実践的な経験を最低1年間は積むようにしましょう。

ポイント2:ポートフォリオを制作する

自分のスキルをアピールできるポートフォリオを用意する必要があります。ポートフォリオには最低限、下記のことを明記しておきましょう。

  • 使用できるプログラミング言語
  • 使用できるツール
  • 得意分野
  • 制作実績
  • 対応領域

また制作実績を公開する際には、企業の機密情報が漏洩しないように注意を払う必要があります。事前にポートフォリオとして公開してよいか、企業側に確認するようにしましょう。

ポイント3:案件を獲得する

注意点でも述べましたが、フリーランスは自分自身で営業を行い、仕事を獲得する必要があります。自身のスキルが活かせる会社を探して連絡を取る、人づてに紹介してもらうといった方法がありますが、特に効果的なのはクラウドソーシングやエージェントサービスの利用です。

フリーランスエンジニアを募集している企業が登録しているため、闇雲に企業に営業するよりも効率的に案件を見つけることができます。また、エージェントサービスでは実績やスキルなど、詳細に伝えてもらうことができるため、より自分にあった案件を獲得できるメリットがあります。

TECH STOCKについて

フリーランスの支援実績は10年以上

「TECH STOCK」はフリーランス・ITエンジニアの方に案件をご紹介して20年目、全登録者38,000名以上の案件紹介サービスです。スキルや希望にマッチする案件をご紹介するだけでなく、税理士や社労士の紹介、業界最速水準の翌月15日払い、アサイン後のフォローアップなど、案件紹介以外のフォローも充実しております。

案件参画後も、参画先のプロジェクトで何か困っていることはないかなど、継続的にサポートさせていただきます。

専門性の高いキャリアコンサルタントが多数在籍

専門性の高いキャリアコンサルタントが多数おりますので、エンジニアの強みを深く理解した上で適切な案件を紹介させていただきます。

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